日本ハム、BC茨城から内外野守れるハンソン獲得 メジャーで12本塁打の実績

こんにちは!野球好きのにずです。 今日は新庄日ハムが緊急補強したMLB出身の外国人選手、アレン・ハンソン選手について調べてみました。 彼はどんな選手なのでしょうか?

まずは基本情報から見ていきましょう。

アレン・ハンソン選手のプロフィール

国籍:ドミニカ共和国
年齢:30歳
投打:右投げ両打ち
身長:183cm
体重:77kg
メインポジション:セカンド(MLB)/ショート(BC茨城)
サブポジション :外野手

ショート、セカンド、外野を守れるユーテリティプレイヤーなんですね。
スイッチヒッター(両打ち)の選手は最近では珍しいかも。

では、そんなハンソン選手、メジャーでの成績はどうだったのでしょうか?
BC茨城時代の成績も合わせて見てみましょう。

アレン・ハンソン選手のメジャーでの成績と打撃評価

項目MLB通算BC茨城
試合数2618
打数58530
安打数1367
二塁打271
三塁打80
ホームラン121
四死球294
盗塁(失敗)21(7)4(1)
三振1454
打率.232.233
出塁率.266.314
長打率.368.367
OPS.633.681

この表から分かるように、ハンソン選手の魅力は俊足とパワーの様ですね。

バントヒットや本塁打を繰り出すことができるのは素晴らしいですが、三振が多く、四球が少ない為、選球眼にはまだ課題があるようです。

チャンスメーカーとしての活躍は難しいかもしれませんが、足と打力でチームに貢献することに期待しましょう!

アレン・ハンソン選手の守備評価

さて、次にハンソン選手の守備について見てみましょう。

ハンソン選手はメジャーでは主にセカンドの守備に着いていました。
セカンドでは590イニングでRF(守備機会/9イニング)が4.67という数字を残しています。

ハンソン選手のセカンドの守備はメジャーの平均~少し悪い程度だったと思われます。

また、試合数は少ないながらもショートや外野手の守備に着くこともありました。
比較的守備機会の多かったショートでは、113.1イニングでRF(守備機会/9イニング)が4.29という数字を残しています。

ハンソン選手のショートの守備はメジャーの平均よりやや悪い程度だったと思われます。

BC茨城では8試合全てショートの守備についています。試合数が少ないので得意かどうかは判断が難しそうです。

アレン・ハンソン選手の日ハムでのポジション

ハンソン選手は日ハムではどのポジションで起用されるのでしょうか?

本職と思われるセカンドでは谷内選手が打率2割後半と打撃好調です。
一方でショートは上川畑選手が打率2割未満と苦しんでいます。

とすると、ショートでの起用が予想されますが本職でない不安は残りますね。
打撃面に期待するならDHでの出場も考えられそうです。

メジャー出身の選手が日本でどんな守備を見せるのか、注目ですね。

アレン・ハンソン選手の評価まとめ

最後にハンソン選手の総合力を見てみましょう。

ハンソン選手はMLB通算WARが-0.9という数字を残しています。
これはメジャーの平均的選手と比べると総合力でやや劣る数字だった事を表しています。

しかし、ハンソン選手がNPBで大化けする可能性は十分にあります。

メジャーと日本のプロ野球では環境が全く違いますし、メジャーで残した数字から走力と守備は一定のレベルにあると思われるからです。

ハンソン選手の活躍のカギは打撃と思われます。

メジャーでは選球眼の悪さがネックとなったので、日本のプロ野球独特の低め、変化球主体の投球にどう対応するかがポイントになりそうです。

今年こそは優勝をと公言する新庄ファイターズにとって、彼は救世主となることができるでしょうか? ハンソン選手の活躍に期待しましょう!