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クロノアーク Switch版レビュー|PC版150時間プレイヤーの本音

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クロノアークは、Jアニメ風のかわいい絵柄で遊べるローグライク×デッキ構築RPG。

4人パーティをひとつのデッキとして扱う独特の戦闘が特徴で、毎回違う展開が生まれる”もう一周したくなる”タイプのゲームだ。

このゲームを150時間やり込んだ私が正直に言うと、一番の不満は「PCの前でしか遊べない」ことだった。デスクに座ってプレイし続けるのは、普通に疲れる。

しかしSwitch版なら、ベッドで寝転がりながらでも、通勤中でも遊べる。この差はデカいと思う。

この記事では、「クロノアークって実際どうなの?」ってところを、2026年1月29日発売予定のSwitch版のメリットや、万人向けでない理由を含めて、正直に書いていく。


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まずはクロノアークがどんなゲームかチェック

クロノアークはざっくり言うなら、4人パーティ制のローグライクデッキ構築RPG。Slay the Spireを知っていれば話が早い。

「なんじゃそりゃ」って人のために、基本システムを整理するとこんな感じ。


攻撃、防御、回復などのコマンドの代わりに『スキルカード』で戦うRPG
コスト1の基本技、コスト3の大技みたいな感じでカードを切っていく。マナコストが残ってる限り、何回でも行動できる。敵はこちらが数回行動する度に攻撃してくるので、倒す順番も重要になってくる。

ローグライクなので、周回ごとにレベルがリセットされる
1周2時間くらい。ランダム性をプレイスキルで乗り切るのが醍醐味のジャンル。思い通りのデッキで無双する爽快感もある。

4人パーティ制で、全員のカードをまとめて一つのデッキにするのが特徴
HPは各キャラに個別。被弾を分担しつつ、指揮官の主人公がカードをプレイする役目を担う。

主人公『ルシー』(女子中学生)の視点で進むストーリー
周回する毎に伏線が回収され、謎が明らかになる感じがワクワクする。

海外ゲーだが、日本語翻訳対応で違和感は殆ど無し
女子キャラが勇ましく感じるかも。リアル寄りの口調ともいえる。


要するにクロノアークは、「4人のカードを組み合わせてデッキを作り、毎回違う流れの冒険を楽しむRPG」ということだ。

プレイして感じたクロノアークの良かった点

実際にプレイした感触から、クロノアークの『ここが良かった』ポイントをまとめた。

ランダムに左右される、デッキ構築の楽しさ

クロノアークのデッキ構築はローグライクらしく、ランダム要素に左右される。

だからこそ、理想のデッキでボスを完封した時の快感がすごい。これがあるから、また次の周回が始まる。

もちろん、カードの引きが悪い時はプレイスキルが試される。「どう立て直すか」という駆け引きが毎回ドラマを生み、運ゲーに終わらない奥深さがある。

20人のキャラ × 4人編成の戦略性

総勢20キャラ。攻撃、防御、回復、コンボなど、様々なスキルを持ったキャラが登場する

バリアを張るのが得意なキャラ、攻撃と回復を同時にするのが得意なキャラ、ドローが得意なヒーラー。回復役一つとっても色々なタイプがいる。

コンボキャラ同士を組み合わせて「ずっと俺のターン」構成なんかも出来る。0コスト技で追加効果を誘発させて、相手に反撃の隙を与えないという訳だ。

味方のHPを利用して攻撃するキャラとバリアキャラを組み合わせる構成も強く、自分だけの必勝テンプレを見つけるのはとても楽しい作業だ。

装備200種類&AF150種類の超ボリューム

クロノアークは、装備アイテムだけで200種類以上ある。1キャラに2つ装備できるから、組み合わせ次第で戦略の幅も無限大。

さらにAF(持っているだけで効果が出る遺物)も150種類以上。攻撃力アップのシンプルなものから、スキルコストを0にするようなぶっ飛んだ効果まで、種類も効果もバラエティ豊か。

次はどんなアイテムが拾えるのか、純粋にワクワクしちゃう感じがたまらない。

ボス戦のBGMでテンション爆上がり

周回ゲーはBGMの良さでプレイ感が全然変わるものだが、クロノアークはボーカル付きの曲もあるなど、BGMへの力の入れ方が凄い。

ノリノリのBGMでバトルするローグライクゲームは珍しいが、新感覚な中毒性があるので、ぜひ一度BGMだけでも聴いてみて欲しい。特にボス戦の曲は脳内再生されるほどオススメだ。

親しみやすいアニメ調ビジュアル

ローグライク×カード系は洋ゲー寄りの硬派グラフィックが多い中、クロノアークはJアニメ風でイケメン&美女中心のグラフィックになっている。

「カードゲームだし見た目は二の次かな」って印象もあるが、実際プレイしてみると、推しキャラのカットイン見たさに特定のスキルを打ちたくなる。見た目って大事。

スキマ時間でも遊べる携帯モード

一周が長めのゲームだが、Switchだと携帯して少しずつ進められる。

「1面のボスだけ倒して今日はここまで」みたいな遊び方もできるので、時間がない日でも息抜きにプレイできる。

Steam版だと「よし、やるぞ」ってデスクに座る覚悟が必要だったけど、Switch版なら布団の中でも遊べるのが嬉しい

PC版DLCが最初から全部入り

Steam版で高評価だった、ビーチやカジノをテーマにしたDLCも、Switch版は全部収録済み

内容はテーマに沿った着せ替えスキン、装備、スキル、ミニイベント&新ボスの追加。

女子のスキンは露出が結構スゴイ。男子キャラはイケメン度マシマシ。違った気分で冒険が楽しめる。


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クロノアークのプレイ前に知っておきたい注意点

遊ぶ前に知っておきたい注意点を書いた段落のサムネイル画像

クロノアークは完成度の高い作品だけど、実際にプレイしてみると気になる点もいくつかあった。ここでは正直に注意点を紹介する。

一周がやや長め

周回型のゲームとしては珍しく、1周に2〜3時間ほどかかる。テンポ重視の人はここがネックになるかも。

その為、引きが悪かったからリスタートという遊び方には向かない。不思議のダンジョン系のように、1周を大切に遊びたい人向けのゲームだ。

戦闘システムはかなり複雑寄り

このジャンルの宿命とも言えるが、ローグライクとカードゲームを掛け合わせた戦闘は複雑で、最初の1~2周は絶対戸惑うと思う。

特にクロノアークは独特のシステムが多く、カードを切る順番一つで結果がガラっと変わる事も多い。

最善の一手が見つかるまでじっくり考えてプレイするのは楽しいが、1ターンに悩みすぎてプレイが中々進まないことも。

ゴリ押しが効かないゲーム性

クロノアークは火力一辺倒のゴリ押しだけではクリア出来ないようになっている。

カードバトルのRPGは通常、『こちらのターン』⇒『敵のターン』と交互に行動するのだが、クロノアークでは『こちらがX回カードを使ったら敵が行動する』というシステムになっている。(Xは敵によって変動する2-3回位が普通)

その為、どうしても攻撃を受けてしまうので、一方的に勝つことは難しいという訳だ。

回復が重要なゲームバランスになっているのは、この手のジャンルでは珍しいので注意してほしい。

※敵の行動を誘発しないスキルもあるので、工夫次第では完封も可能だが、そういったスキルは性能が低いので、中々難しい。

探索イベントのランダム性は控えめ

マップ探索ではランダムイベントが発生するが、種類自体はそこまで多くない。純粋なマイナスイベントも存在しないので、基本は探索し得。

悪い結果が出てイライラすることはないが、イベントにギャンブル性を求めてる人には物足りないかも。

具体的には、二つ提示されたイベントから一つを選ぶ方式になっていて、『ゴールドが足りないから、あの換金イベントを狙おう』みたいに、プレイヤー側である程度、内容をコントロールできる感じ。


クロノアークの遊び始めは、システムの複雑さに戸惑うかもしれない。クセはあるけど、そこが逆に面白いと思えるかどうかがポイントだ。

クロノアークのやりこみ要素と周回について

クロノアークはどれくらい深く遊べるのか、難易度調整や、やり込み要素についても解説したい。

難易度を選んで挑戦できる

最初は ノーマルハード の二段階。 ノーマルならシステムに慣れれば安定してクリアできるし、途中から再開できる救済もあるからじっくり覚えながら進められる。

本番はハード。敵が一気に強くなって、アイテムの使用数にも制限が掛かる。カード運・構築力・立ち回り全部が噛み合わないと突破できない。腕試しには最高の舞台だ。

自分なりのベストメンバーと装備を整えて、やっとハードをクリア出来た時はやはり気持ちが良い。“クリアへのハードル”がしっかり用意されていると感じた。

敵を強化する追加モード

キャンプの度に敵の能力を5段階まで強化する特殊なモードも存在する。ノーマル+敵強化/ハード+敵強化の様に難易度を組み合わせることも可能。

特にハード+敵強化のモードはこのゲームの最終目標の一つといって良い難易度。腕に覚えのあるプレイヤーは是非チャレンジしてみて欲しい。

チャレンジクリアでスキルや装備が開放

『ソロパーティでクリア』など、”縛りプレイ”のようなチャレンジモードも用意されている

達成すると新しい装備やスキルがどんどん増えていくので、カジュアルなハードルを求める人にオススメ。

スキルが大量に覚えられたり、パーティがいつもと変わったりで、無法な感じが意外と楽しかったりする。

全20キャラとハードルの組み合わせで無限に遊べる

キャラは解放条件を満たすことで増えていく。メンバーを入れ替えるだけで新しいデッキや役割が見えてくるから、いくらでも遊べてしまう。

極まったパーティ構成をぶつける先の高いハードルもしっかりと存在する。完全クリアを目指して100時間を超えて遊び続ける人も珍しくない(steamの実績の達成率でわかる)。ハマれる人にはコスパ最高のゲームである。


クロノアークはこんな人に刺さるかも

クロノアークは万人向けじゃないと言ってきたが、逆に言えば刺さる人には本気で刺さる。具体的にはこんな感じ。

Slay the Spire系が好きな人

このジャンルが好きな人には迷わずオススメ。「4人パーティでデッキが1つ」という独自システムは、Slay the Spireをやり込んだ人にも新鮮な刺激を与えてくれる。

やり込み派の人

20キャラの解放要素、難易度、実績、装備…。 周回するほど選択肢が広がり、「次はこうしてみたい!」が止まらない中毒性がある。

50周超えても新しい編成を試してみたくなるほど、底が見えない。

頭脳戦が好きな人

攻撃・防御・回復のバランスをどう取るか。 敵の割り込み行動への対応など、考えるほど戦闘が面白くなる知的なゲーム性。

1ターンの行動を、徹底的に詰めて考えるのが好きな人は間違いなくハマると思う。

キャラ推しタイプの人

ほぼ全員がイケメン&かわいいキャラで、アニメ調の親しみやすいビジュアル。 カットイン演出もあり、推しキャラを使い続けたくなる魅力が満載。

使いにくいキャラでも愛と見た目があれば使い続けられる。そんなキャラの『意外な強さ』を見つけた時は最高だ。

クロノアークは、ハマる人は本気でハマるゲーム

クロノアークのレビュー記事の結論を示す段落のサムネイル画像

クロノアークは、人を選ぶ。知る人ぞ知る的なゲームだ。

システムは複雑だし、1周2〜3時間は長い。ゴリ押しも効かないから、カードゲームに慣れてない人は最初戸惑うと思う。

でも、デッキ構築の奥深さ、20キャラの編成パターン、やり込み要素の底の深さ。このどれか一つでも刺さったなら、気づいたら100時間単位で遊んでしまう中毒性がある。

Switch版は2026年1月29日発売で、DLC全部入り+携帯モード対応。ベッドで寝転がりながらでも、通勤中でもOKだ。

「次はどの編成で挑もうかな」って考えてる時間も含めて楽しめるタイプなら、このゲームはきっとあなたに合っている。