FF14 アルカディア零式のヘビー級2層は、分断フェーズでヒーラーの判断が一瞬遅れると、そのまま壊滅します。
敵の攻撃は激しく、散開は遠い。詠唱ヒールをしている暇はない。
必要なのはプレイヤースキルでも反射神経でもなく、事前の準備・ヒールワークです。
他のフェーズは正直難しくありません。
2層の攻略は、分断フェーズをヒーラーが支配できるかどうかで決まります。
この記事では、分断フェーズで事故が起きる理由と、
ヘビー級2層を野良ヒーラーが一人で安定させるための具体的な回復の組み方、事故の回避方法、火力を落とさない立ち回りを解説します。
【最大の難所】2層分断フェーズの難しいポイントと対処法
後半の分断フェーズが「最大の難所」と言われる理由は、ヒーラーにとって最悪の条件が3つ重なっているからです。
- 1. 殺意の高い連続攻撃(3秒で10万回復):
分断フェーズ中の攻撃密度が高く、回復の猶予がシビア。遅れると次の攻撃で落ちます。 - 2. 遠すぎる散開距離(30mの壁):
扇散開中、対角のレンジ・キャスターには、30m範囲の回復すら届きません。ヒーラーが中央に寄る必要あり。 - 3. 忙しいギミック処理と激しい移動:
ギミック処理と移動が激しく、悠長に詠唱ヒールをしている暇はありません。
分断フェーズのヒールで難しいのはとにかく、距離と攻撃密度。詠唱ヒールをしている暇はないので、強いアビリティを準備して乗り切りましょう。
ジョブ別・分断フェーズ対策のヒールワーク
【白魔導士】リタージー・オブ・ベル
⇒初動のフレイムアリウープに合わせて設置
3回の自動発動が最強です。置くだけで仕事が終わるので、自分はギミック回避に専念できます。テンパランスやカレスもセットで使うと、味方のギミックミスも拾いやすくなります。
【占星術士】マクロコスモス / アーサリースター
⇒初動にマクロコスモス、水牢線4回目後にアサリ設置
マクロコスモスは言わずもがなの全快スキル。アサリは20秒起爆を利用し、水牢後のバーストと、分断フェーズ終わりの全体攻撃前に合わせておくとスマートです。
【賢者】パンハイマ / ホーリズム
⇒初動前にパンハイマ、ペア割り前に中央でホーリズム
賢者の弱点である「超広範囲への戻し」をパンハイマのバリア&起爆ヒールで補います。
ペア割り前のホーリズムは必ず「中央に少し寄って」使いましょう。対角のレンジを漏らさない意識が重要。
【学者】疾風怒涛の計 / 妖精中央固定
⇒初動散開前に疾風、妖精は真ん中へ
疾風怒涛は「軽減」兼「ギミック破壊役」です。足が速くなることで事故が激減します。
また、妖精を中央に固定することで、自分は散開しつつマップ全域へコンソレイションを届かせることが可能になります。
【要注意】締めの全体攻撃の回復は猶予3秒!
分断フェーズの最後は、「シックスウェル(波乗り)」着弾直後に、間髪入れず「ファイティングスピリッツ(全体攻撃)」が飛んできます。
中央の水玉爆発を避けてからのヒール猶予はわずか2〜3秒。ここでヒールが遅れると死人が出ます。強力な範囲回復や迅速魔をここに残し、「爆発を避けたら即回復」を徹底しましょう。
【回復不足】ヘビー級零式2層の「4つの壊滅ポイント」と予防法
押さえるべき点はシンプルで、「軽減が抜けやすい全体攻撃を事前に把握しておくこと」です。
分断フェーズほどの緊張感はありませんが、ヘビー級2層は野良だと軽減や回復が噛み合わず、そのまま壊滅に直結しやすい場面がいくつもあります。
ここでは、特に事故が起きやすい4か所について、「なぜ落ちるのか」と「どう備えるべきか」をヒーラー目線で整理していきます。
1. インセインエアー:対角散開で起きる「ヒール漏れ」
インセインエアー1回目・2回目では、MT組とST組が対角に大きく分かれます。この状態で何も考えずにヒールを投げても、反対側のグループには一切届きません。
対策は大きく分けて2つです。
- アビリティで処理する:分断フェーズと同じ感覚で、「マクロコスモス」や「コンソレイション」など、マップ全体に届くスキルを温存しておく。
- 立ち回り+詠唱ヒールで補う:ギミックの合間に一度中央へ寄り、全体回復を入れてからすぐ持ち場に戻る。
インセインエアー2回目は強力なアビリティが残っていないことも多いため、後者の「合間に中央へ寄ってヒールする」動きが安定しやすいです。
2. 2体フェーズ:合計20万ダメージの「ファイティングスピリッツ」
ファイティングスピリッツは、2体のボスがそれぞれ約10万ダメージの全体攻撃を行うため、合計で約20万ダメージになります。
牽制やアドルといった単体軽減は「片方のボス」にしか効かないため、体感では効果が半分程度。想像以上に痛く感じやすいポイントです。
さらに、中盤の「フレイム&ハイドロスネーキング」も単発で20万クラスの即死級ダメージ。全体攻撃が続く流れの中で飛んでくるため、野良では軽減が抜けやすく、バリアヒーラーは無軽減前提で準備しておく必要があります。
3. スネーキング1回目の締め:水担当を削る「14万×2」の連打
スネーキング1回目の終盤では、水ボス担当グループが、「シックスウェル」+「フレイムカットバック」の14万ダメージを約4秒間で連続して受けます。
安置処理が完璧ならカットバックは防げますが、誘導はかなりシビアで、実際には被弾するケースも少なくありません。
「カットバックは当たる前提」で考え、シックスウェル着弾直後にカウンターヒールを差し込む意識が重要です。
4. 水牢後の全体攻撃:バースト中に踏みやすい「無軽減の罠」
水牢フェーズ明けの全体攻撃は、パーティ全体がバーストに意識を持っていかれやすく、回復と軽減が最も抜けやすいタイミングです。
相方とヒールが噛み合わず、回復不足で落とす──正直、いちばん避けたいワイプ原因です。
この手の危険な場面では、「自分ひとりで戻し切る」くらいの意識を常に持っておくと安定します。
【ありがち】ヘビー級零式2層の「事故ポイント」と回避法
この章で意識しておきたいのは、「野良で起きがちな事故を、事前の認識と立ち回りで減らすこと」です。
なんとなく処理していると引っかかりやすいポイントなので、ギミックが始まる前から対処を頭に入れておきましょう。
インセインエアーで炎の扇を広げすぎて詰む
インセインエアーの炎ボス担当は、散開時にパーティとの距離を詰めておかないと、扇範囲が想定以上に広がり、その後の処理が一気に苦しくなります。
特に終盤の2回目インセインエアーは、炎ボスに慣れていないMT組が担当することも多く、この事故が起きやすい場面です。
主流の犬丸式であれば、端担当のD1・D3にさりげなく一言伝えておくだけでも安定度は変わります。
もちろん、ヒーラー自身も中央へしっかり寄る意識は欠かせません。
スネーキング1回目の炎床を広げ過ぎて、後々D3D4が詰む
スネーキング1回目の炎床はしっかりとB/Dマーカーに詰めて捨てましょう。
変に近接に気を使って端に寄せると、後のギミックでD3D4の散開スペースがなくなります。
フレイムエアリアルの誘導が遅れて別の人に飛ぶ
フレイムエアリアルは、炎ボスから最も遠いキャラに向かって飛ぶ攻撃です。
誘導までの猶予が短く、判断が一瞬遅れるだけで別の人に飛び、事故に直結しやすいポイントでもあります。
犬丸式で2回目を担当するヒーラーは、詠唱が見えた時点で南の誘導位置に7〜8割ほど寄っておく癖をつけると、かなり安定します。
水牢フェーズで線を伸ばし切れず即死する
水牢フェーズの線伸ばしは意外とシビアで、最初から離れすぎているとまず間に合いません。
怖がって距離を取るより、「少し近いかも?」くらいの位置にいる方が結果的に安全です。
また、「次は自分に線が付くかもしれない」と常に想定して動いておくと、反応が一段早くなります。
分断フェーズや最終盤で水の扇範囲を見誤る
分断フェーズなどで水ボスが使うリバース/ダブルアリウープは、詠唱を見ていないと回避が間に合いません。
範囲を確認してから動くタイプではなく、詠唱を見て先に判断するギミックです。
対策は主に3つあります。
- 水ボスをターゲット、またはフォーカスして詠唱を見る
- 敵視リストで詠唱を確認する
- バトルログで詠唱(スキル名)を拾う
一番手軽なのは、水ボスをターゲットかフォーカスしておく方法です。
敵視リストを見るのに慣れている人なら、そちらでも問題ありません。
チャット欄のフィルター設定で敵のスキル名を表示させる方法もありますが、チャットタブを1つ使う点と、画面が狭い環境では情報量が多くなりすぎるのがネック。
【最低限】ヘビー級零式2層で火力を出すために意識すること
この層でヒーラーとして2層を突破するために、火力面で最低限やっておきたいことを整理します。
意識するのは、正直この3つだけです。
- ボス2体それぞれにDoTを維持する
- 2体が隣接したタイミングで、ミゼリなど範囲付きの強スキルを当てる
- 近接が殴れなくなるような誘導をしない
オーバーヒールや過剰バリアは正直どうでもいいです。GCDを止めないという基本ができていれば誤差みたいなもので、2層はそこまでシビアな調整を求められる層ではありません。
まず、2体それぞれにDoTを維持するのは基本中の基本です。
タゲ切り替えが苦手な人は、「敵視リストの上下操作」を使うだけでかなり楽になります。
また、2体が隣接した瞬間にミゼリなどを差し込めると、無理なくダメージを伸ばせます。
タイミングを覚えて、狙えるところはしっかり狙っていきましょう。
ここまで押さえたうえで、分断フェーズの回復や処理も安定してくれば、クリアはかなり近いです。
学者は裂陣法(いわゆる床ドン)を2体に当てることで、極炎法よりダメージを伸ばせます。自分中心範囲・無詠唱で巻き込みやすく、扱いやすいのが強みです。
近接が殴れなくなるNG誘導の例
開幕のジグザグ線誘導(偶数回)で、中央でも足りるのに画面端まで引っ張る
⇒ ボスを大きく動かすほど、近接は無駄な移動を強いられます。火力が落ちるだけでなく、床を踏む事故が起きやすくなるのもこのパターン。必要以上に引っ張らないのが正解です。
シックスウェルの頭割り処理で、ボスに寄らない
⇒ シックスウェルの頭割りはヒーラー中心で着弾します。近接が処理しながら殴れるよう、ヒーラーは必ずボスに寄ること。範囲の端がボスサークルに軽くかかるくらいが目安です。
高難度では、ヒーラーが頭割り対象になる場面が増えます。この層に限らず「近接が殴りやすい位置で頭割りを受ける」意識を持つだけで、パーティ全体の安定度は一段上がります。
100%無駄になる詠唱ヒール/バリアを減らす
オーバーヒールは誤差とは言いましたが、さすがに100%無駄になる詠唱ヒールやバリアは減らしたいところです。
特に序盤の、ボスが1体ずつ出てくるフェーズは被ダメージがかなり低めで、即死級の攻撃もありません。
攻撃の密度も低く、回復はアビリティだけで十分回ります。
この場面で詠唱ヒールやバリアを入れても、相方ヒーラーの負担はほとんど変わりません。
つまり、1体フェーズ中の詠唱ヒールやバリアは、そのまま火力を捨てている状態です。
逆に、序盤でしっかり火力を詰めておけば、後半の分断フェーズなどで回復や処理に集中しても、トータルの火力を落とさずに済みます。
回復が厚いヒーラーを目指すなら、まず無駄な詠唱ヒールやバリアを減らすところから意識していきましょう。
詠唱ヒール/バリアは、ボスが消えている間に使えば火力ロスになりません。白魔導士はボスが消えたらリリーを消化してミゼリを溜めることで、結果的に火力が伸びます。
水牢フェーズで近接に中に入ってもらう選択肢
ギミック上、水牢の中に入るのは誰でも問題ありません。ヒーラーが入るケースが多いですが、代わりに近接に入ってもらうと殴り続けられて火力を伸ばせます。
水牢はバーストを温存すると割れるかどうかがややシビアなので、安定を取るなら中と外を交代するのも一つの手です。
水牢処理自体は一度やれば覚えられる程度なので、ヒーラーでも十分対応できます。
ポイントは「線の突進が見えたら、中央(水牢の真上)に寄る」こと。これで線が付いたときの出遅れを防ぎつつ、直前の青担当までヒールを届かせやすくなります。
ヒーラージョブの差はあるが、影響が大きいのは中の人
ヘビー級零式2層はボスが2体同時に出る構成なので、純粋な火力面だけを見ると、範囲を巻き込みやすい白魔導士や賢者が有利なのは事実です。
ただ、クルーザー級2層のようにDPSチェックが厳しくて詰まる層ではありません。
占星術師や学者のように範囲火力が控えめなジョブでも、攻略面で困ることはまずありません。
結局、安定度を左右するのはジョブ性能よりも中の人です。
そのジョブをどこまで理解していて、ギミックやパーティ構成に合わせたヒールワークや立ち回りができるか。ここで差が出ます。
流行っているからといって無理にジョブを変えるよりも、自分の手に一番馴染んでいるジョブで入った方が、結果的に安定しやすいです。
ヘビー級零式2層は、準備の徹底こそが勝利のカギ
ヘビー級2層は、全体攻撃の頻度の高さや散開距離の長さなど、ヒーラーにとって障害が多いボスです。
ただ、その分「事前準備の差が、安定度やクリア速度にそのまま反映される」コンテンツでもあります。
最初は分断フェーズのスピード感に振り回されがちですが、今回整理した「決め打ちのヒールワーク」と「事故ポイント」を頭に入れておくけば、必ず冷静に対処できるでしょう。
参考記事
FF14 パッチ7.4のヒーラー変更点まとめ|白魔は零式いける?
⇒パッチ7.4のヒーラーバランスの変更点のまとめです。白魔導士でも問題なく零式に行けるようになりました。

