PR

【体験談】FF14が『大縄跳び』と呼ばれる理由【ギスギス?】

FF14の高難度コンテンツ(絶・零式・極)は、よく『大縄跳び』と呼ばれます。それは、たった一人のミスが全滅(ワイプ=戦闘が振りだしに戻ること)に繋がる連帯責任と、それに伴うプレッシャーが大縄跳びに似てるからです。

例えば零式では、1人が攻撃を避け損ねたり、正しい位置に移動できなかったりするだけで、全員が致命的なダメージを受けてしまい、ワイプしてやり直しになることがよくあります。

このように、1プレイヤーの1つのミスがパーティ全体の敗北に直結するシビアさが、全員でタイミングを合わせて跳ばなければ失敗する「大縄跳び」とそっくりなんです。

この記事では、FF14の現役プレイヤーが感じる高難度パーティプレイの緊張感やギスギス感、そしてクリアしたときの達成感について解説します

咲とファイナルファンタジーXIV 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスUP!)

ギスギス地獄!?実際のプレイで感じた苦悩

実際にギスギスする瞬間は、どんな状況で起こるのでしょうか?以下のような場面で、ギスギスが生まれることが多いです。

ギスギスが起こるのはこんな時

序盤から全滅を繰り返す:
序~中盤のギミックで何度も失敗すると、「予習不足?」という疑念が生まれ、パーティ全体が焦り始めます。全滅が続くと次第にギスギスした空気が漂ってきます。

火力不足で何度も時間切れ:
どんなに頑張っても火力が足りず、何度も時間切れに。次第にパーティ内で「誰のせいだ?」という雰囲気が漂い始めます。

同じ人のミスが続く:
同じ人がミスを繰り返すと、無言が増え、パーティ内の緊張感が高まります。最初のフォローも次第に薄れ、ギスギス感が徐々に明確になっていきます。

簡単に言えば、パーティが「沼った」状態になるとギスギスが起きやすいです。モンハンなど他の協力ゲームと同じですね。

消えゆく「どんまい!」の声掛け

FF14の野良パーティでは、全滅すると「ごめんなさい」「どんまい!」などの優しい声掛けが定番ですが、何度も失敗を繰り返していると次第に無言になり、ギスギス感が漂ってきます。

ギスっても暴言はほとんどナシ

「ギスる=イライラ」となりがちですが、FF14では野良パーティでも暴言が飛び交うことはほとんどありません。

FF14は暴言に対して非常に厳しい姿勢を取っており、チクチク言葉を吐けば即通報され、アカウント停止などの処分を受けるリスクがあるからです。

なぜ高難度コンテンツに挑むのか?

高難度コンテンツの緊張感やギスギス感を知っていても、なぜ多くのプレイヤーが挑み続けるのでしょうか?

その理由の一つに、クリアしたときの達成感があります。全員で協力して難関を突破した瞬間の喜びは、一度経験すると忘れられません。

さらに、報酬となるレアな装備や称号もモチベーションの一つで、これらの報酬は、困難を乗り越えて踏破したプレイヤーの証です。

実は(零式の)報酬装備は、半年ごとに新しいパッチが来ることで性能的にはすぐに陳腐化してしまうのですが、それでも多くのプレイヤーがその見た目のために揃えたくなるものです。

ギスギスを避けるための心構え

高難度コンテンツではどうしてもギスギスする場面がありますが、それを避けるための心構えも重要です。例えば、ミスをした仲間を責めるのではなく、次にどう改善するかを建設的に話し合うことで、雰囲気が和らぎます。

十分に予習・練習しておく:
高難度コンテンツに挑む時には十分に予習・練習してから挑戦しましょう。自分がミスをしなければそれだけギスギス率は下がります。

ミスは次に生かす:
それでもミスをしてしまったときは自分を責めすぎず、次にどうすればいいか考える。

解決策を話し合う:
「次はここを意識してみよう」「今度はこの位置で」といった、具体的な改善案を出し合うことで、勘違いや思い込みを解消できることもあります。少しの対話で雰囲気が変わることも。

適度な休憩を取る
集中力の維持のためには、60分ごとに5分くらい休むと良いと言われています。

優しい気持ちになるコツ

ギスギスを防ぐためには、相手に対する思いやりを持つことが大切です。以下のような心構えが、優しい気持ちを持つために役立つかもしれません。

相手も人間だと思うこと
画面の向こうには、もしかしたら自分の大切な友人や推しがいるかもしれません。そう思うだけで、自然と優しい気持ちになれるはずです。

共感を持つ
誰しも初めてのコンテンツでは緊張します。「自分も昔はミスしてたな」と思い返すだけで、気持ちが楽になります。

イライラしたらAIに愚痴ろう

上手くいかずにイライラしてしまった時は、その感情を上手にコントロールすることが重要です。以下の方法で気持ちをリセットしてみましょう。

AIに愚痴る:
自分ができることを他人ができないと、どうしてもイライラしてしまうものです。しかし、相手にそれをぶつけるのはNG。「アドバイス禁止で愚痴に付き合って」とAIにお願いすれば、良いサンドバッグになってくれます。

その場から少し離れる:
長時間続けると集中力が切れてミスが増えがちです。少し席を離れ、飲み物を取ったり、軽くストレッチをするだけで気分がリフレッシュできます。再開するときには、心もリセットされているはずです。

深呼吸して心を落ち着ける:
イライラしたときは、深呼吸をして気持ちを落ち着けるのも効果的です。特に、4秒吸って4秒止めて4秒吐く「4-4-4呼吸法」は即効性があり、短時間でリラックスできます。

まとめ:大縄跳びを超えた先にあるもの

FF14の高難度コンテンツが「大縄跳び」に例えられる理由は、そのシビアさと一体感にあります。

ミスしてはいけないというプレッシャーと緊張感を乗り越えてクリアした時の達成感は、たかがゲームと言えないほど格別なものです。この体験が、多くのプレイヤーを惹きつけ、何度も挑戦させる理由の一つなのです。

以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!


咲とファイナルファンタジーXIV(2)(完) (ガンガンコミックスUP!)