パッド操作だと味方をターゲットし辛い、だからヒーラーは無理だなと諦めるのは勿体ないです。
タゲマクロ(味方をターゲットするマクロ)という解決策があります。
- グレアガ連打中でも簡単に味方を回復
- 移動しながらでもストレスなくヒールができる
- ターゲットの切り替えがスムーズ(一瞬)
実際にこのタゲマクロを駆使して、パッドヒーラの私は、あの煉獄編の零式を野良で早期クリアすることができました。被弾した味方のフォローも、ギミックをこなしながら速攻でいけます。
ただし、タゲマクロを使う場合は慣れが必要です。慣れるにはフェイスなどのNPCパーティで練習しましょう。
それでは早速、タゲマクロの組み方と使い方を解説します。
これで解決、タゲマクロの簡単な組み方
タゲマクロの組み方は簡単です。
以下のコードをマクロ欄にコピペしてください。(PS勢の方は頑張って打ち込んで下さい)
/ta <1>
/crosshotbar change 2
/wait 1
/crosshotbar change 1
/tle
ついでにマクロのアイコンを「1」に変更しておくとわかりやすくなります。
各マクロの解説
マクロの各コードの解説です。
ここは読み飛ばしてもOKですが、仕組みを理解すると色々なマクロに応用が利くようになります。
/ta <1>
⇒パーティリストの1番目(つまり自分)をターゲットする
/crosshotbar change 2
⇒クロスホットバー(パッド用のスキル欄)を2ページ目に変更する
/wait 1
⇒1秒間待機する
/crosshotbar change 1
⇒クロスホットバーを1ページ目(デフォルト)に変更する
/tle
⇒最後にターゲットしていた敵をターゲットする
(入れておくと、味方回復後に自動で敵にターゲットを戻してくれる)
一旦、動作確認してみよう!
マクロが完成したら動作確認をしてみましょう。
- 上記マクロを『クロスホットバー1ページ目のR2+□ボタン』に配置。
- 木人をターゲットした後、マクロを押す。
上記の様にマクロを実行した結果、
自分にターゲットが移る+ホットバーが2ページ目に切り替わる
⇒1秒後に元のページに戻る+木人にターゲットが戻る
となれば成功です。
続けてこのマクロの使い方を解説します。
タゲマクロは一度使いこなせば、パッドでも驚くほどスムーズに操作できます。マクロを組むのに最初は戸惑うかもしれませんが、快適なヒーラー生活の為に頑張りましょう!
試した方が理解できる、タゲマクロの使い方
タゲマクロは実際に試した方が理解できると思うので、以下の様な準備をしましょう。動作確認を行っているなら1の手順は不要です。
- 上記マクロを『クロスホットバー1ページ目のR2+□ボタン』に配置。
- ディバインベニゾン(※)『クロスホットバー2ページ目のR2+〇ボタン』に配置。
※味方単体へのアビリティならなんでもいいです。
実際にタゲマクロを試してみる
準備が出来たら実践です。下記の手順の通りに操作すると、自分にディヴァインベニゾンが掛かった上で、自動で敵にターゲットが戻るのが確認できるはず。
- 木人をターゲットする(フィールドのモンスターでも可)
- R2を押しっぱなしにする
- そのまま□ボタン⇒〇ボタンの順で押す
上記の操作なら右手一本だけで、味方に自由にヒールが飛ばせます。
グレアガ詠唱中に上記の操作を行ってみる
タゲマクロはグレアガ(攻撃魔法)を連打しながらでも使えます。先行入力も楽々行えることを確認しましょう。
- グレアガを『クロスホットバー1ページ目のL2+↓』に配置(※)する
- グレアガを木人に詠唱する
- 詠唱直後にR2+□⇒R2+〇の順でボタンを押す
※配置場所は〇×△□以外ならどこでも可
上記の通りに操作すれば、グレアガが発動した直後に自分にディヴァインベニゾンが発動するはずです。しかも、/tleの効果で自動で敵にターゲットが戻るので、ストレスフリーでグレアガ連打が行えます。
念のため、1ページ目に戻るマクロを用意する
タゲマクロの欠点として、ラグやらなにやら様々な条件で、クロスホットバーが2ページ目に行ったまま戻らないことがあります。
対策として、1ページ目に戻るマクロを用意しておくことをオススメします。
マクロは以下の1行だけでOKです。
/crosshotbar change 1
このマクロをあまり使わないボタンに配置しておきましょう。いざという時に助かります。
配置場所のオススメは以下の通り
- キー割り当てが使えるなら背面パッドなどに割り当てる
- 多ボタンのゲームパッドなら追加ボタンに割り当てる
- キーボードが使えるならキーボードのどこかに配置する
- PS勢ならR3orL3にマクロを割り当てられるので、設定する
- (最終手段)スキル欄が一つ減るが、クロスホットバー2ページ目の何処かに配置する
ここまで来れば、タゲマクロはほとんど完成です。
後は実戦向けに配置するだけ!
実戦のために8人分のマクロを用意しよう
タゲマクロを8人分用意すれば、FullParty全員に自由にヒールが飛ばせるようになります。
やり方は簡単。
最初のタゲマクロの『/ta <1>を/ta <2>~<8>に変えただけのマクロを用意する』だけ
アイコンも対応した1~8の数字に変えておくとわかりやすいです。
タゲマクロのオススメ配置場所
移動しながらヒールを飛ばすのにオススメの配置場所は以下の通り。
クロスホットバー1ページ目の『R2+〇×△□』と『L2+〇×△□』にタゲマクロ1~8を配置
丁度8人分あるので、全てのタゲマクロを配置しきれます。十字ボタン側に配置するのは移動しながらのヒールが難しくなるのでオススメしません。
単体ヒールスキルを2ページ目に配置する
続けて単体ヒールスキルもクロスホットバーの2ページ目に配置しましょう。以下のような感じです。
※クロスホットバー2ページ目
〇⇒ディヴァインベニゾン
×⇒ハート・オブ・ソラス
□⇒テトラグラマトン
△⇒アクアヴェール
→⇒リジェネ
↓⇒レイズ
←⇒エスナ
↑⇒ケアルラ
※R2側とL2側で同じ配置にする
上記は一例なので、自分のやり易いようにカスタマイズしてください。
2ページ目のホットバーが足りない時の解決策
クロスホットバーの2ページ目にはスキルを8個置くことが出来ます。(R2、L2を同じ配置にする場合)
しかし、それだけだと数が足りない。ベネディクションや救出はどこにおけば?という時の解答です。
解決策は以下の3つ。
1.使用頻度の低いスキルは従来通りの操作で頑張る
使用頻度が低いスキルはWクロスホットバーやR2+L2同時押しホットバーに配置して、従来通り十字キーでターゲットを選ぶ方法です。
あまりオススメしませんが、他の解決策が選べない時や、ケアルなどの使用場所が限定的過ぎるスキルならアリ。
2.R3、L3、背面パッドなどに割り当てる
キー割り当てが出来ることが条件です。やり方は以下の通り。
- R3ボタンにF1キーを割り当てる
- キーボード用のホットバーにF1キーを割り当てて、そこにベネディクションを配置する
- L2orR2+〇×△□で味方をターゲットし、R3を押すと任意の味方にベネディクションが発動する
欠点はR3、L3ボタンは押しにくい事です。やはり頻繁に使うスキルには向きません。
ちなみに背面パッドにキー割り当てが出来るなら、背面パッドでも同じことが出来ます。
3.多ボタンのゲームパッドを使う
FF14推奨パッドやPSの公式パッドはボタン数が絶対的に少ないので、スキル配置に苦労します。
しかし、他メーカーのゲームパッドには、追加されたボタンに任意のキーやマクロを配置できるものがあるので、それらを使うとあっさり解決します。
- 多ボタンパッドの追加ボタンにF1キーを割り当てる
- キーボード用のホットバーにF1キーを割り当てて、そこにベネディクションを配置する
- L2orR2+〇×△□で味方をターゲットし、追加ボタンを押すと任意の味方にベネディクションが発動する
やっている事はR3、L3ボタンの時と同じですが、追加ボタンの場合は押しやすさが段違いです。
↓のパッドなら追加ボタン数も豊富なので、占星みたいにスキル数が多くても困りません。
1ページ目に戻るマクロや、ベルやアサイラム用の便利マクロも余裕をもって配置できるのが〇
スキル配置は考えすぎない様に。
とりあえず配置して、後から練習しながら調整する方がずっと楽です。
実戦でタゲマクロを使いこなす為の練習方法
タゲマクロは便利ですが、最初は独特の操作感に苦労すると思います。慣れるまで練習しましょう。
- フェイス:NPC相手(※)なら幾らヒールを失敗しても、迷惑が掛かりません。
- ノーマルレイド:8人パーティで練習できます。
- アライアンスレイド:こちらも8人パーティ。ノーマルレイドより難易度が低め。
※NPCは画面内に居ないとターゲット出来ない仕様があるので注意
ついでに滑り撃ちの練習もしておくと効率的なのでオススメ。
GCDを止めないテクニックは高難度では必須です。
GCDを止めないヒーラーになる為の参考リンク↓
タゲマクロは合わなそう…、他の解決策は?
移動しながらヒールしたい。でもタゲマクロは合わなそう。
そんな時の解決法は2つです。
1.モンハン持ちをする
モンハン持ちとは『左手でスティック操作をしながら十字キーも押す』ためのパッドの持ち方です。
- 左手薬指をL2ボタンに掛ける
- 左手中指をL1ボタンに掛ける
- 左手人差し指で十字キーを押す
- 左手親指で左スティック操作
上記は持ち方の一例です。
モンハン持ちなら左ステック操作と十字キー操作が同時に出来ます。右手も自由に使えるのがメリット。
欠点は、タゲマクロと違い、味方をターゲットするのに何度も↑↓キーを押すことになるので、その分ロスが出る事です。
2.左手デバイスを使う
モンハン持ちは辛いけど、キーボードマウスのWASD移動も無理、という方は左手デバイスを使う手もあります。
- 移動は左手のアナログスティックで直感的に動ける
- 左手のキーパッドにホットキーを割り当て可能
- 右手はマウスを持てるので、ワンクリックで任意の味方をターゲット出来る
左手デバイスはゲームパッドとキーボードマウスの良いとこどりとも言えます。プロ黒魔で有名な某Pも左手デバイスを使っているとか。
難点はマウス側も多ボタンのゲーミングマウスにしないと、キー数が足りないこと。そして、ゲームパッドに比べてお高い事です。
左手デバイス+ゲーミングマウスのオススメの組み合わせは↓の二つ。
どちらもFF14推奨モデルなので安心。
結論:パッドヒーラーでも工夫すれば高難度で活躍できる
パッドヒーラーが高難度で苦労するのは味方への単体ヒールが難しいからでした。しかし、タゲマクロを使いこなせば、キーボード+マウスのヒーラーと同等以上に活躍できます。実証済みです。
- ターゲットマクロを使えば、パッド操作でも快適にヒールが可能
- タゲマクロに慣れるにはフェイス戦での練習が効果的
- すぐに実戦レベルになりたいなら、左手デバイスを使う手もある
タゲマクロ使用のパッドヒーラーは、アビリティは全て先行入力で使えますし、移動もアナログスティックで正確に行えます。更に多ボタンゲームパッドを使えば、LBや他の便利マクロもワンボタンで発動出来て快適です。
マクロを組むだけならタダなので、『パッドヒーラーじゃ高難度は無理かなぁ』と悩む前に、実際に試してみましょう。
味方に自由に単体ヒールを飛ばせる快感は半端ないです。諦めるのは勿体ない!
以上です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
ぶっちゃけFF14の高難度ってギスるの?って不安な方は↓の記事に体験談をまとめています。